僕の魔法の黄色い靴

脳がハイジャックされる・・・? 一目惚れを科学する・・・!

人間は感情 ( 喜・怒・哀・楽 ) の動物である・・・と言われていますよね。
医学的には本能的 ( 食欲や性欲 ) 欲求にかかわる感情を「 情動 」と言い表しています。
生理学的にはこの「 情動 」は短時間で強く作用する脳の生理反応であるとしています。
一般的には急にこみあげてくる一時的な感情を「 情動 (emotion) 」と表現しています。

ヒトは「 心がこもっている・心と心が通じる 」という感覚を体験します。
心は言葉という形と違い言葉にならない情動こそが「 心の本質 」なのです。
それは言葉としての共感ではなく情動としての共感なのです。
この「 情動 」の根源的部分は大脳の扁桃核 ( 体 ) にあります。

大脳には考える知性と感じる知性を司る働きとして主に
大脳新皮質・・・理性や知性を司る働きをする。
大脳辺縁系・・・本能や欲求を司る働きをする。
視床下部・・・・自律神経の働きを調整する。
が活躍しています。
インパクトの強い情動 ( 例えば一目惚れなど ) はその刺激が大脳新皮質に入力される
「 感覚認知経路 」と扁桃核に直接入力される「 情報回路 」の二つの経路があります。
通常は刺激信号は「 感覚認知経路 」を伝わって大脳新皮質に送られて情報の処理が
行われて答えを導き出しています。
しかし場合 ( 衝撃 ) によっては扁桃核に信号が直接飛び込んでしまうことがあります。
それで思い込みの情報が扁桃核を興奮させ大脳辺縁系の一部を扁桃核がハイジャック
するのです。
そこで起こる反応に衝動的行動があります。( 若者がキレるのも一部はこの反応です。)

情動には
快情動・・・・食料を得るために接近行動をとる。
不快情動・・・敵に対する攻撃行動・回避行動をとる。
この二つがあり扁桃核が破壊されて餌を捕れなくなったりヘビを恐れなくなるマウスの
実験がされています。( クリューバー・ビューシー症候群 )

視床下部は大脳辺縁系の支配下にあり外部の刺激で大脳辺縁系に激しい感情が発生すると
視床下部の働きに影響します。一方本能や感情のままに行動するわけにいかないために
感情を抑制するように大脳新皮質が働き大脳辺縁系や視床下部へと影響して行きます。
結果的には自律神経のバランスが崩れます。( 失調する )
自律神経 ( 交感神経・副交感神経 ) は血管・リンパ腺・内臓などの自分の意思とは無関係
にはたらく神経で呼吸や代謝・消化や循環などの生命維持や調整を行っています。

ハイジャック ( Hijack ) とは「 占拠行為 」のことですが
語源は・・・追いはぎ ( Highwayman ) と 密猟者 ( Jacker ) の組み合わせ単語です。
飛行機を乗っ取るハイジャックは飛行機が高いところを飛ぶ ( High ) とを勘違いし
使われていました。占拠行為は全てハイジャックです。( 因に飛行機は=Skyjack )

結論・・・
一目惚れなどの強い衝撃は扁桃核が脳をハイジャックし脳が答えを出す前に衝動的な
感情が脳を支配してしまい衝動的な情動反応を巻き起こします。
周りが見えなくなったり・ドキドキ ( 自律神経失調 ) したり・判断ができなくなったり
もします。・・・しかし この状況は時間の経過とともに事件は解決します。
結果はどうあれ・・・そのときはまさしくハイジャック事件の真っ只中なのですよ。
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by m-kanbara | 2010-02-28 01:50

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